2024年度の新入社員研修(ITスキル研修)が無事に終了しました
写真は顧客側の担当者とささやかな打ち上げ食事会の料理です


ここ数年(特に今年)は新入社員の文章の理解や応用力が目に見えて低下していることを感じます

例えば、プログラミング演習て以下のような問題だったとします

名前を表示するプログラムを作成します
「私の名前は〇〇です」と表示するプログラムを作成してください

この場合、多くの人は「私の名前は荒木です」と自分の名前や架空の名前を表示するプログラムを作成します

しかし、最近の新入社員は「私の名前は〇〇です」と表示させる人がまあまあいます。最初の「名前を表示する」という部分が抜け落ちているんですね。もしかすると〇〇という名前だと思っているのかもしれませんがw

ちなみに「〇〇の部分に自分の名前や好きな芸能人の名前を入れてね」まで指示すると全員ができます

悪く言えば、「それくらい考えたらわかるやろ?」と思いますが、良く言えば、「言われたことを忠実に実行している」とも言えます。「「私の名前は〇〇です」と表示する」と指示されていますので。。

これは、指示を与える側としては「自分の指示が曖昧だったのではないか」とハッとさせられます

機器の設定などでは、自分で考えることよりも間違った作業をしないことのほうが大事という場面もあります。ですので、書かれたことを忠実に実行するというのは悪いことではありません。具体的に書いているのに勝手な解釈をされるより、よっぽど良いのかもしれません(このパターンもまあまあいますw)

ただ、間違った指示が出されたときに、「本当にこれでいいのか?」とか自分で考える力もつけて欲しいとも思います。残念ながら短い期間でそこまで育成できないのが歯がゆいところです

昨年の話ですが、メモの取り方について昭和、平成、令和の新入社員研修の違いという記事を見たことがあります。うろ覚えですが、だいたい以下のような内容です

指示を与えるときにメモ用紙をもってこなかった場合

昭和:メモ用紙とりにいかせる
平成:メモ用紙と筆記用具をこちらから渡してあげる
令和:こちらで指示内容をメモに書いて渡してあげる


この記事を読んだときは、「そんなあほな」と思いましたが、今年の新入社員研修では「なるほど」と感じることが多かったです。まさに、自分で考えたり書いたりすることはなく、こちらで具体的に書いて(話して)あげないと出来ないんです

「そんなあほな、昔はこうだった」とは思いますが、昔話を酒の肴にしていても現在おきている事実は変わりません。迎合するつもりはありませんが、指導者側も出来ることから順番に対応していくなど柔軟になる必要がありますね

気苦労も多いですが、新入社員研修は毎年新しい発見があるので、やっぱり楽しいです